WEBページのアップロードやダウンロードに。使いやすさがすばらしい。
今や、たくさんの人が自分のホームページを持つ時代。ホームページを持つ上でかかせないのが、作ったWebページのファイルをアップロードするFTPブラウザだ。Mac OS X には、古くから定評のある FetchやNetFinderなど多数の使い勝手のよいFTPソフトはあったが、いずれもシェアウェアであった。このソフトは、フリーウェアであり、さらには日本語を含めた多国語に対応し、Spotlight対応、Bonjour対応、Keychain対応、BookMark機能など多数の機能を備えている。
このFTPブラウザを使いやすいものにしてる要素を挙げてみよう。まずは、ブックマーク機能だ。画面左上の「新規接続」を押し、FTPサーバー接続に必要な情報を一通り入力しFTPサーバーにつなげると、そのサーバーの一覧が出てくる。この際、FTPサーバーにアクセスするIDやパスワードをKeychainに保存することにより、今後の接続の際にはIDやパスワードを聞かずに自動接続してくれるのはもちろんのこと、「ブックマーク」を押して追加することにより、いま開いている階層(フォルダ)まで記憶してブックマークしてくれるのだ。階層(フォルダ)の移動が非常に簡単に行える。また、多数のFTPサーバーを切り替えて使うときにもこの機能は非常に便利だ。
ファイルの転送に関しても、デスクトップやFinderで開いているファイルをドラッグ&ドロップするだけでアップロードが完了してしまう。おまけに、転送ウィンドウに詳しい情報まで表示してくれる。こんな簡単なアップロードはない。逆にダウンロードに関しては、ダウンロードしたいファイルをクリックするだけだ。
他にも、BonjourやSpotlightやDashboardなどApple Mac OS Xの最新機能に対応しており便利な機能は多数ある。ここではふれないので、実際試してみて欲しい。
ホームページオーナーはもちろんのこと、FTPサーバーからダウンロードしたりアップロードする機会の多い人に必要不可欠なソフトである。
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