今回は、5月19日現在、当サイト ソフトウェアランキング第2位の「HandBrake」をダウンロードしてみました。
「HandBrake」はDVDから動画ファイルを作る動画ソフトです。特にソフトを追加することなく、H.264、X.264などの動画フォーマットやMPEG4、AVI、MKVなどの動画フォーマットにエンコードすることができます。
もともとDVDから動画ファイルを作るには、(1)保存できないようにプロテクトがかかっているDVDから専用のソフトでリッピングし、(2)DVDフォーマットからさらに動画ファイル変換する(場合によっては音声と動画を分けて変換)という複雑な手順が必要でした。しかし、このソフト1つでこれらのステップを簡単にすることができます。
そこで、「HandBrake」をダウンロードし、一般のDVDを変換できるか試してみました。
【Mac OS X 10.5、Intel Macで動作確認】
残念ながら英語ソフトですが、DVDから動画ファイルを作るのはびっくりするほど簡単です。これが人気の理由なのでしょう。設定をいじれば、ファイルサイズの小さな動画も、画質のいい動画も簡単に作れます。対応フォーマットもたくさんあります。2-pass エンコーディング(2回変換することによって、動画の画質をよくする技術)なども当然対応しています。さらには、字幕付きの映画でも簡単に、字幕と音声を選び、字幕付きの動画を作成できるようです。
オープンソースで開発されていることもあり、フリーソフトでここまで出来るのは驚きです。DVDをMacに保存しておきたい、そんな人にお勧めです。今回はリッピングは試していませんが、市販のDVDを使用する場合は、すでに購入したDVDを使うなど、使用状況には各自ご注意を。