Aki and Jon’s Love Story
『恋人たちの英会話』
㈱交学社
NHKテレビやアニメの吹き替え、作詞、歌、朗読、ナレーション、DJなど、多方面で活躍しているルミコ・バーンズ氏の力作です。
本書は国際結婚を考えている男女の会話を中心に書かれています。普通の教科書や英会話の本にはない、大胆な内容に驚かれるかもしれませんが、本書で紹介するのがアメリカの普通の男女の会話なのです。そうして物語を楽しみながら、きちんと英語の学習も進んでいきます。本書が学習面でフィーチャーしているものは、以下のものです。
●現代の英米の若者が使う新鮮な英語に触れることができます!
●口語英語のニュアンスを理解するのに必要な24の前置詞の使い方がわかります!
●日常使用するスキット24・日常よく使う表現500例以上を紹介!
[なぜ前置詞なのか]
日本人が文法で一番弱いところ、実はそれは「前置詞」なのです。これは、本書の「文法・構成」を担当した、上杉美枝子氏(バーンズ氏の母であり、津田塾大学、東ロサンゼルス大学を卒業後、長年にわたり教鞭をとる。現在帰国して日本語・英語教師を務める)の指摘するところでもありますが、「前置詞」を正しく使うことで、英語が英語らしくなるのです。逆に「前置詞」を間違えただけで、まったく違った意味になってしまうこともあります。
英語を母国語とする方たちは、前置詞を、in は「~の中に」、on は「~の上に」のような単一の意味だけで覚えているわけではありません。例えば think は「考える」という意味で使いますが、think of は「思いつく」、think over は「熟考する」というように、多くのほかの語との組み合わせでも覚えています。また、be inの形で「流行している」「入荷している」といった予想外の意味もあります。前置詞1語にこうした思いもよらない意味があります。このことはそのほかの前置詞すべてについてあてはまります。
これら、前置詞を使った表現を数多く覚えることで、英語本来の意味合いがうまくつかめ、また自分でも英語らしい英語を話すことができるようになるのです。
[本書の主な特長]
★英語の主だった前置詞の現代的な使い方がよくわかります!
24の前置詞について、ニュアンスと使い方を日常的な言い回しの英文とともに詳しく紹介。
★これがアメリカのカップルの普通の会話です!
日常使われる前置詞を男女 2 人の若者の会話を中心に紹介。英語表現の中で多用される前置詞の多さに驚かれることでしょう。
★AkiとJonの1年間の愛のストーリー!
この会話は 2 人が四季おりおりの季節を通して、愛を深めはぐくみながら進むラブストーリー仕立てになっているので、毎月のストーリーの展開を楽しむことができます。
★音声はアメリカの声優陣が熱演!
音声は、アメリカの声優陣により収録されています。その時々に喜んだり悲しんだりする迫真の演技が楽しめるだけでなく、生き生きとしたネイティブ同士の本物の会話を堪能できます。
★巻末に「国際恋愛・結婚事例」を掲載!
実際に国際恋愛・結婚を体験した方々の体験談をまとめてあります。