「一応法人登記はしたんだけど…全然うまくいかないの!!!みんなが共感してくれて、もっと簡単に稼げると思ったのに、お金もないの!あるのは時間だけ!!もうどうしたらいいかわかんないよーーー!!」
(作中より)
業界初!キャバクラ嬢が社長になるまでを、本人がセキララに綴ったサクセスストーリーです。数々の苦難を乗り越えて、著者藤井千紘氏がいかに成功を収めたのか、その一部始終が書かれております。
著者は、株式会社RAGの代表取締役を務める藤井千紘氏です。中学を卒業後、当時流行っていた109のショップ店員として働いた後に、キャバクラ嬢として働くようになりました。その中で同氏は、「経営者になれば自分のやりたいように仕事ができるし、何よりも頑張れば頑張っただけお給料に反映してくれる」と経営プランはないものの漠然と、いつかはアパレル会社社長になりたいと夢を描いていました。そんな同氏がふとしたきっかけから、「史上初のギャル服リサイクルショップ」を設立することになり、設立後3ヶ月で月収7ケタを稼ぐまでの成功を収めました。
本作品では、古いパソコン、おさがりのデジタルカメラといった元手ほぼゼロからスタートし、「セクハラ」「脅し」「振込詐欺」などに遭いながらも、彼女をささえる様々な人達との出逢いに助けられ、3ヶ月後には月収7ケタを稼ぐまでのサクセスストーリーを綴っております。
不景気、就職難、失業率がニュースとなる今、学歴も資格もお金もない普通の女の子が夢をかなえるまでの本当にあった成功体験を著者がユーモラスに描いております。きっとこの本を読めば元気・勇気・希望が沸いてくる、同世代の若者に贈る1冊です。
著者プロフィール
藤井千紘
昭和61年3月14日生
中学を卒業後、ショップ店員・キャバ嬢として働き、現在の仕事と運命的な出会いを果たす。史上初のギャルブランドのみを取り扱うリサイクルショップを立ち上げ、設立後月商7ケタを達成。現役キャバクラ嬢にして社長という異色の肩書きを持つ。特技は0,1秒で109ブランドを見分けること。
お気に入りブランドはセシルマクビー。