「源平争乱編(英傑の日本史)」
※このサイトでは、iPadの大画面表示に対応したアプリのみ紹介しています。 |
|
画像イメージ
詳細
ダイナミックに歴史を解読!
源義経・平清盛・源頼朝・北条政子・・・。
日本史上有数の大変革期を戦った源氏と平氏の生きざまから、定説からは見えてこない歴史をダイナミックに読み解く、大好評シリーズ!
―――――
※本文抜粋※
◆源 義経
【天才的武将、その生涯は謎】
源義経が生きた平安時代末期から鎌倉時代初期というのは、まさに日本史上有数の大変革期であった。
そうした大変革期には、時代の流れを急速に変える人間が必ず出現する。
人はこれを「英雄」と呼ぶ。
後から歴史を振り返ると、まるで「歴史の神」が世の中を変えるためだけに送り出したとしか思えない人間が、必ず歴史に登場するのだ。
それが義経であり、鎌倉幕府の創設者でもある、兄の頼朝なのである。
しかし、義経は単に英雄であるだけではない。日本史上初めてと言っていい「アイドル」でもあった。
あたり前の話だが、英雄は必ずしも人気者であるとは言えない。
英雄のアレキサンダーも、国を滅ぼされたペルシャ側から見れば、憎みても余りある父祖の仇でもある。
ところが、義経は敵にも味方にも愛された。
特に滅ぼされた平家の人々にとっては、義経は仇敵のはずだったが、そうした恩讐を越えて義経は不動の人気を保っている。
このあたりに「ヒーローにしてアイドル」という、他に類例を見ない義経の人間像を解く鍵があるのだろう。
実は、義経の生涯は多くの謎に満ちている。
◆平 清盛
【武士はケガレた存在】
日本の歴史の中で平家というのは完全な悪役であった。
皆に嫌われ、滅ぶことを期待された。
だからこそ本当にそれを実現した源義経は大ヒーローになったわけだが、なぜ平家はそこまで嫌われたのか?
一言で言えば、それは開拓者(パイオニア)の悲劇である。
後の時代に「あたり前」になったことでも、最初にそれをやった人間は、往々にして非難される。
そして、ひどい話なのだが、その「初めてやった」という功績も忘れ去られる。
それが歴史の法則なのだが、それゆえにわれわれ後世の人間は、冷静に公平にそうした功績を評価しなければならない。
では、平家は、その総帥である平清盛は一体何をやったのか?
「初めての武家による政治」である。
「初めての武家政治」ではない。
おわかりだろうか?
「武家政治」というのは「武家による武家のための政治」のことだ。
これは源頼朝が実現した。
清盛が実現したのは、その前段階として「朝廷政治を武家が行う」ことであった。
ややこしくて恐縮だが、会社にたとえれば、清盛は「同族会社」である「日本朝廷株式会社」において、初めて「社長の一族」ではない労組出身の身でトップに立ったのであり、頼朝は会社を辞めて独立し「日本幕府株式会社」を作ったということなのである。
―――――
※本書は角川学芸出版・平成20年9月25日発行「英傑の日本史 源平争乱編」のiPhone/iPadアプリ版です。
本製品は、iPod touch第1世代には対応しておりません。iOS 4.0以降で動作します。
源義経・平清盛・源頼朝・北条政子・・・。
日本史上有数の大変革期を戦った源氏と平氏の生きざまから、定説からは見えてこない歴史をダイナミックに読み解く、大好評シリーズ!
―――――
※本文抜粋※
◆源 義経
【天才的武将、その生涯は謎】
源義経が生きた平安時代末期から鎌倉時代初期というのは、まさに日本史上有数の大変革期であった。
そうした大変革期には、時代の流れを急速に変える人間が必ず出現する。
人はこれを「英雄」と呼ぶ。
後から歴史を振り返ると、まるで「歴史の神」が世の中を変えるためだけに送り出したとしか思えない人間が、必ず歴史に登場するのだ。
それが義経であり、鎌倉幕府の創設者でもある、兄の頼朝なのである。
しかし、義経は単に英雄であるだけではない。日本史上初めてと言っていい「アイドル」でもあった。
あたり前の話だが、英雄は必ずしも人気者であるとは言えない。
英雄のアレキサンダーも、国を滅ぼされたペルシャ側から見れば、憎みても余りある父祖の仇でもある。
ところが、義経は敵にも味方にも愛された。
特に滅ぼされた平家の人々にとっては、義経は仇敵のはずだったが、そうした恩讐を越えて義経は不動の人気を保っている。
このあたりに「ヒーローにしてアイドル」という、他に類例を見ない義経の人間像を解く鍵があるのだろう。
実は、義経の生涯は多くの謎に満ちている。
◆平 清盛
【武士はケガレた存在】
日本の歴史の中で平家というのは完全な悪役であった。
皆に嫌われ、滅ぶことを期待された。
だからこそ本当にそれを実現した源義経は大ヒーローになったわけだが、なぜ平家はそこまで嫌われたのか?
一言で言えば、それは開拓者(パイオニア)の悲劇である。
後の時代に「あたり前」になったことでも、最初にそれをやった人間は、往々にして非難される。
そして、ひどい話なのだが、その「初めてやった」という功績も忘れ去られる。
それが歴史の法則なのだが、それゆえにわれわれ後世の人間は、冷静に公平にそうした功績を評価しなければならない。
では、平家は、その総帥である平清盛は一体何をやったのか?
「初めての武家による政治」である。
「初めての武家政治」ではない。
おわかりだろうか?
「武家政治」というのは「武家による武家のための政治」のことだ。
これは源頼朝が実現した。
清盛が実現したのは、その前段階として「朝廷政治を武家が行う」ことであった。
ややこしくて恐縮だが、会社にたとえれば、清盛は「同族会社」である「日本朝廷株式会社」において、初めて「社長の一族」ではない労組出身の身でトップに立ったのであり、頼朝は会社を辞めて独立し「日本幕府株式会社」を作ったということなのである。
―――――
※本書は角川学芸出版・平成20年9月25日発行「英傑の日本史 源平争乱編」のiPhone/iPadアプリ版です。
本製品は、iPod touch第1世代には対応しておりません。iOS 4.0以降で動作します。
このNOWPRODUCTION CO.,LTDの他アプリ
「お金」の世界史(知っておきたいシリーズ)「味」の世界史(知っておきたいシリーズ)
「酒」の世界史(知っておきたいシリーズ)
「食」の世界史(知っておきたいシリーズ)
「食」の日本史(知っておきたいシリーズ)
【用例中心】経済ビジネス英語表現辞典
3D Stereograms HD
3D Stereograms HD FREE
つい他人に自慢したくなる 無敵の雑学
つい他人に自慢したくなる 花マル雑学塾
マルクス資本論(知っておきたいシリーズ)
わが家の宗教(知っておきたいシリーズ)
世界神話事典
仏像の見方(知っておきたいシリーズ)
信長・秀吉・家康編(英傑の日本史)
元気ですか!?ニッポン!!―日本を元気にする猪木の言葉
好感度がアップする マナー美人の聞き方・話し方
常用漢字筆順辞典 | 5648漢字 音訓読みデータ追加版
恋愛力 120%アップ 恋をかなえる基本マナー100
旗本たちの昇進競争 鬼平と出世(シリーズ江戸学)
日本の皇室(知っておきたいシリーズ)
日本の神話(知っておきたいシリーズ)
日本人のアイデンティティ(知っておきたいシリーズ)
日本語質問箱
書き取り日本一周
書き取り漢字練習
江戸に学ぶ「おとなの」粋(シリーズ江戸学)
江戸の金・女・出世(シリーズ江戸学)
漢字力診断
知らないとゼッタイ恥をかく 敬語のマナー
知らないとゼッタイ恥をかく 社会人のマナー186
知らないとゼッタイ恥をかく 社会人話し方のマナーとコツ188
角川世界史辞典
角川新版日本史辞典
話を盛りあげる究極の雑学
このアプリの関連記事
iPadアプリサーチの詳細カテゴリ
このソフトにコメント(作者の苦労を配慮しマイナス評価の書込はご遠慮下さい。)
オススメ度のチェック表
iPadの大画面対応 | |
日本語対応(作者申告) | |
無料アプリ | |
iPhone対応 | |
ユーザー評価(5段階) | ー |
総合評価 (出来ではありません) | 66点/100 |